携帯ストラップの文化
携帯ストラップは、江戸時代から続く日本の文化である、と言ったら驚くかもしれません。江戸時代に武士から農民までの誰もが、江戸時代の頃、財布などに根付という物を付けていました。この根付の目的は悪いものから守る魔よけとしていて、財布などを落とさないと言う一部の役目もしていたようです。中国では日本より昔に、それに近い物が有ったのですが少し違うようで、根付と言う現在の姿になっているのは日本固有の文化で、日本人(祖先)が考え出したといわれています。これが、現在の携帯ストラップの文化の始まりではないかといわれています。
携帯ストラップの原型となった根付は、木や動物の骨角に彫刻を施したり、それぞれが個性的な根付けを使っていたようです。やがて、根付は“日本の美”として海外からも脚光を浴びるようになり、根付は全世界に昔の日本の根付を集めるコレクターがいるそうです。珍しく大変貴重な根付は数十万円もの価値があるそうです。毎日持ち歩く大切なものが財布や印籠だったのが、今では携帯電話に変わって、その大切なものを落とさないようにと考えられたのが、根付ではなく携帯ストラップに変化していきやがては、携帯ストラップの方がメジャーになったのです。
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