携帯ストラップとは
ストラップ (Strap) 自体の意味は、紐のことを意味していますが、日本では携帯電話に付ける提げ紐のことをす意味する場合が多いです。その他に、ソニーのプレイステーションポータブル、任天堂のニンテンドーDSのような携帯ゲーム機を携帯して持ち歩くのにも携帯ストラップが用いられています。携帯ストラップは、携帯電話、携帯ゲーム機等に付いている携帯ストラップ特有のピンに、細い輪を通して使用することが少なくありません。主に携帯ストラップは俗に「ケイタイ・ストラップ」とか「ケータイストラップ」などとも呼ばれかたもしれいます。
携帯ストラップの種類はショートストラップと、ネックストラップがあって、ショートストラップは手首を通して使用します。ネックストラップはその名の通り、首にかけて使用します。携帯ストラップの形は様々なものがありますが、一般的なものは携帯電話などの対象物に固定する為の細い輪と、手首に通す為の紐で出来ています。携帯ストラップの紐の部分は色々な色だったり模様が付いていたりと様々なデザインのものがあり、携帯ストラップの素材もビニール、ポリエステル、革など多種多様です。根元部分に小さなアクセサリーやマスコットが付いていることも多く、携帯ストラップは携帯電話等を彩る為に使用されています。
携帯ストラップにリサイクル
携帯ストラップに廃木材を再利用しているところもあります。木製野球バットの不適格材や不要になった野球グラブを裁断して携帯ストラップのパーツに使用するという方法もあります。女性に絶大な人気を誇るプラダでも、廃材を使用したアクセサリーのラインナップがあり、その中にもやはり携帯ストラップが取り上げられています。高級ブランドでも廃材を使用して携帯ストラップを作ってしまうということですから、いかに世界規模でエコロジー・リサイクルということが大切で携帯ストラップでも今度どんどん取り入れるべきだと思います。
問題定義をするのにメッセージ性の高いアプローチが出来るアイテムとしても携帯ストラップは高い評価を受けています。企業のロゴを携帯ストラップに取りいれるのも営業戦略のうちの一つです。廃材・廃品のパーツを使用してオリジナルな携帯ストラップを自分で作ってみるというのも今後流行ってくるかも知れません。何かを買えば、必ず何かが不用品となるのです。そういったものを集めて携帯ストラップをもし作ったら、実は案外素敵な携帯ストラップに変身してしまうかも知れませんね。このようにして携帯ストラップはファッション性からメッセージをこめたものまであるのです。
携帯ストラップのエコロジー
携帯ストラップの中で面白いのが廃材を使用した携帯ストラップです。RIDDLE DESIGN BANK(リドルデザインバンク)というクリエイター集団が製作した「プラグストラップ」というものです。なぜプラグが廃材として携帯ストラップに用いられたのかというと、輸入家電です。輸入家電はそのままのフラグだと日本国内では電圧の関係で使用できないのです。輸入家電を日本仕様にするために、プラグは切り取られて廃棄されてしまうのです。そこに着目して携帯ストラップを作ってエコロジーにも貢献しようというアイデアが生まれたわけです。
主にヨーロッパの輸入家電から排出されるプラグをそのまま携帯ストラップに利用しているのだそうです。この携帯ストラップ、コミュニケーションツールとして幅広い年齢層に受けているのです。RIDDLE DESIGN BANK(リドルデザインバンク)のベストセラーアイテムなのだそうです。年々進化し続ける携帯とは裏腹にゴツくてアナログなこの携帯ストラップは、ポケットから出ているだけで人々の目線を釘付けに。商品によって形状に若干バラつきがあるのは、当然ながら廃材プラグをそのまま携帯ストラップに活かしている証拠といっていいのでしょう。